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IEC/TC90における超電導の国際標準化の状況

超電導関連技術に関する国際標準化は、lEC(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)のTC90(第90番目のTechnical Committee、専門委員会、1987年設置)で審議されています。各専門委員会には幹事国が割り当てられていて、日本はTC90の幹事国となっており、超電導の国際標準化の構築に対する国際的な責任を担っています。

日本国内の審議団体はこれまで(公財)国際超電導産業技術センター(ISTEC)が担当していましたが、ISTECの解散に伴い、2016年度から(一社)日本電線工業会に移管し活動しています。さらに、2018年度はJKA殿の補助事業により、超電導の国際標準化推進に関する事業を実施しました。

現在、国際TC90ではWG1からWG14までの国際WG(Working Group、作業グループ)を組織し、国内においてはIEC/TC90超電導委員会の国内技術委員会の下に国際WGに対応する国内WGを組織し活動しています。

現在までに発行されているIEC/TCの国際標準書類は25件で、このうち2018年度に発行されたものは、以下の3件となります。

・IEC 61788-23 Ed.1:2018, Superconductivity - Part 23: Residual resistance ratio measurement - Residual resistance ratio of Nb superconductors

 ・IEC 61788-24 Ed.1:2018, Superconductivity - Part 24: Critical current measurement - Retained critical current after double bending at room 

 temperature of Ag-sheathed Bi-2223 superconducting wires

・IEC 61788-25 Ed.1:2018, Superconductivity - Part 25: Mechanical properties measurement - Room temperature tensile test on REBCO wires

一方、IEC/TC90超電導委員会の国内技術委員会の下には、IEC国際標準に対応するJIS(Japanese Industrial Standards、日本工業規格)の原案を審議するために、JIS原案作成委員会及び対応するJISのWGを組織し活動しています。現在までに発行されている超電導関連のJISは14件で、このうち2018年度に改正されたものは、以下の1件となります。

・JIS H 7303: 2019 超電導-機械的性質の試験方法
-銅安定化ニオブ・チタン複合超電導体の室温引張試験(整合IEC 61788-6: 2011)

 

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