環境専門委員会
♦2018年4月2日 2018年度環境への取り組み事例を更新しました
♦環境への取り組み事例 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度
委員会の紹介
電線業界は、環境問題、特に地球温暖化対策、産業廃棄物や大気汚染物質等の削減については、更に努力しなければならないという認識のもと、重要課題として取り組んでいます。
その中で当専門委員会は、業界として環境保全(地球温暖化対策、産業廃棄物削減)やVOC削減自主行動計画の推進と、とりまとめという重要な任務を担っています。 また、国や日本経団連への報告をはじめ、会員各社への広報とエネルギーや廃棄物等の各種削減事例の紹介や法令等の動きも情報交換しています。
委員会の活動内容
◆環境保全に関する自主行動計画推進
(1)低炭素社会実行計画
日本経団連、経済産業省
(2)循環型社会形成(日本経団連)
◆VOC削減フォロー
◆関係規制の調査及び普及
◆VOC・廃棄物削減・省エネ事例集作成
◆活動事例発表会
◆ホームページによる情報公開
委員会の取り組み状況
1.低炭素社会実行計画(経済産業省、日本経団連)
(1)目標
2020年度・2030年度に向けての活動目標
1990年実績 (基準) |
2020年までの 削減目標 |
2030年までの 削減目標 |
|
メタル電線と光ファイバケーブル合算値 エネルギー消費量(原油換算) |
63.7万kl | 47.4万kl | 46.3万kl |
削減率 | 26% | 27% | |
メタル電線エネルギー消費量(原油換算) | 62.3万kl | 41.3万kl | 40.2万kl |
光ファイバケーブルエネルギー消費量 (原油換算) |
1.4万kl | 6.1万kl | 6.1万kl |
〇2020年度目標
生産工場におけるメタル(銅・アルミ)電線と光ファイバケーブルの製造に係るエネルギー消費量(原油換算)合算値を基準年度1990年度比26%削減することを目指す。
〇2030年度目標
1990年度比 27%削減
(2)実績報告
生産活動量の推移
エネルギー消費量・原単位の推移
メタル(銅・アルミ)電線と光ファイバケーブル合算値 エネルギー消費量の推移
メタル(銅・アルミ)電線と光ファイバケーブル合算値 CO2排出量の推移
2.循環型社会形成(日本経団連)
(1)産業廃棄物最終処分量削減目標(日本経団連)
2020年度において、2000年度比83%削減する(0.55万トン以下に削減)
(2)実績報告
◆VOC(揮発性有機化合物)削減の自主活動
2010年度までは経済産業省でフォロー
目標:2010年度において、2000年度比 37.5% 削減
結果:50.9%削減し目標達成
2011年度以降、工業会としてデータ収集継続