環境専門委員会

【2015年度】工場コンプレッサーの運用見直しによる省エネ

改善前

エア供給設備の工場コンプレッサーは、休日に工場の設備が停止しているにも関わらず、運転(アイドリング)状態であった。そのために休日でも電気を消費していた。そこで休日はコンプレッサーを停止させ使用電力量を削減させる事にした。また、コンプレッサーの使用電力量を記録すると、エア漏れが原因で使用電力量が多くなっている事が分かった。この対策として、休日エア漏れ箇所を確認・修理し使用電力量を削減させることにした。

2015省エネ 14_1

     休日のコンプレッサー状況

改善後

  1. 週末の設備稼働を管理し、カレンダータイマーでコンプレッサーの運転・停止を行う。消費電力8.5kwh削減
  2. エア漏れ修理の実施。消費電力2.3kwh削減
  3. 休日にエアが必要な設備には、ベビーコンプレッサーを接続

2015省エネ 14_2

 

改善効果

コンプレッサー休日停止による電力削減 平均756.5kwh/月
エア漏れ削減 平均1322.5kwh/月 電力削減量合計 2079kwh/月
効果金額45,322円/月(電力換算値21.8円/kwh)
マイナス効果:ベビーコンプレッサー購入費60,000円(2台)、設置・配管工事費38,000円