環境専門委員会

【2020年度】スプレー塗布ガン位置変更によるプライマー大気放出量削減

改善内容

従来は、スプレーガンとワークの位置が遠く、スプレーガンから塗布したものの大半がワークに付着せずに大気放出していた。

改善後は、スプレーガンとワークの位置を近づけ、プライマー大気放出量を削減した。

(スプレーガンノズル位置 40mm → 10mm)

改善前

スプレーガンノズル位置 40mm

1本当たりの塗布量平均 0.72g

ワーク付着量 0.05g

1本あたりの大気放出量 0.67g

月平均 3万本生産

大気放出量 20.1kg/月

 2020 スプレー塗布ガン位置変更によるプライマー大気放出量削減 改善前

20本塗布後のフィルターの汚れ具合

改善後

スプレーガンノズル位置 10mm

1本当たりの塗布量平均 0.32g

ワーク付着量 0.05g

1本あたりの大気放出量 0.27g

月平均 3万本生産

大気放出量 8.1kg/月

2020 スプレー塗布ガン位置変更によるプライマー大気放出量削減 改善後

 20本塗布後のフィルターの汚れ具合

 

改善効果

プライマー大気放出量 60% 削減

注意すべき点

品質の観点で、ワークにムラなく付着させる点に注意が必要。