環境専門委員会

【2020年度】発泡PE廃棄物の削減

改善内容

発泡PE(ポリエチレン)シートの2次加工において、ロスや調整のため発生する廃棄物(減容物)は、その1つ1つの個体サイズがばらばらで大きいことから、サーマルリサイクル化できず、費用をかけて廃産業者で焼却処分をしていた。そこで、減容処理の工程の後に粉砕機を追加し、減容物を粉砕するように工程を変え、廃棄物サイズを小さくすることで、有価物(サーマルリサイクル)引取りを可能とし、廃棄物量並びに処理費用の削減ができた。

改善前

個体サイズがばらばら
個体サイズが大きい

2020 発泡PE廃棄物の削減 改善前

改善後

個体サイズが小さくなり、そろっている

2020 発泡PE廃棄物の削減 改善後

 

改善効果

廃棄物削減:年間120トン焼却処分していたものをサーマルリサイクル化 
産廃処理費用の削減効果:△3,000千円/年 
有価売却による金額:3,360千円/年