環境専門委員会

【2020年度】排ガス処理設備の省エネ

改善内容

排ガス処理設備の排ガス(酸性ガス)の結露を防ぐため、ヒーターを用いて排ガスの昇温をしている。排ガスが結露すると酸性の液体となり、設備の故障につながることからヒータ設定温度をかなり高い状態に設定していた。そこで、装置内の実温度を把握し、排ガスの露点温度に達しない範囲で、最適なヒータ温度を設定し、消費電力を低減し省エネを達成した。

 改善前

ヒータ温度:安全を見て高温に設定。

 2020 排ガス処理設備の省エネ 改善前

改善後

装置内の実温度を把握し、最適な温度を設定。

2020 排ガス処理設備の省エネ 改善後

 

改善効果

投資金額:0千円/年 
効果実績:18,677千円/年(2018年8月~2019年7月)
設備保全の意識向上が図れた。

注意すべき点

露点に対し、安全率を考慮したヒータ温度の設定が必要。