環境専門委員会
【2017年度】局所排気装置用活性炭フィルタ採用によるVOC大気放出量削減
改善内容
工場内でVOCを使用している作業場に対して局所排気装置の設置を検討すると同時に、大気放出するVOC削減を検討した。
局所排気装置の設置による作業環境改善並びに、活性炭フィルタを採用する事で大気放出VOCの量の削減が図れた。
改善前
IJP等のインク、溶剤は容器で受けて大気放出状態であった
改善後
局排設置と同時に活性炭フィルタを導入
改善効果
VOC大気排出量削減 821.4リットル/年削減(81%減)
(改善前 1,013.4リットル/年 → 改善後 192リットル/年)
フィルタ前後にて実測した結果
フィルタ前 20.6ppm → フィルタ後 3.9ppm(81%減)
投資金額
- フィルタ及び装着ユニット投資金額 1,150千円
- 局所排気吸引口及びダクト投資金額 4,550千円
改善における注意すべき点
- 1~2年毎にフィルタ交換(使用状況による)が必要で交換は社内で可能
- 交換したフィルタは焼却処分