環境専門委員会
【2017年度】廃液濃縮装置の導入による廃アルカリ液の削減
改善内容
電線製造時の加硫工程では熱媒体(溶融塩)が使用され、洗浄工程で廃アルカリ液が生じる。製造量の増加に伴い廃アルカリ液も増加するため、濃縮させる方式を検討。設備投資額、維持コスト、効果の面から、蒸発方式の設備を導入。
改善前
洗浄工程で生じる廃アルカリ液は全て適正に廃棄処分。(約20,000L/月) 。
改善後
蒸発式廃液濃縮装置(2基)を導入し、廃液を濃縮。
改善効果
導入装置:遊休品であったため、新品の半額
廃アルカリ量:約20,000L/月 ⇒ 2,500L/月
処理費用:360千円/月 ⇒ 45千円/月