ニュースリリース

2019年(平成最後の)賀詞交歓会を開催

平成最後となる2019年賀詞交歓会を、1月7日に東京で関係官庁・関連団体から多数のご出席をいただき盛大に開催いたしました。

当会小林会長の年頭挨拶では冒頭に、大阪府北部の地震、北海道胆振東部地震、平成30年7月豪雨、大型台風など、2018年に相次ぎ発生した大きな災害で被災された方々へのお見舞いと復興の祈念がありました。

電線業界のこの1年については、2018年度銅電線需要が東京五輪関連や大型再開発案件が動きだし、71万3千トンと2014年度以来4年振りの70万トン超えを見込めること、創立70周年という節目の年を迎えこれまでを振り返る機会を得られ、電線工業会は、設立当初の目的を維持しながらも国内外の経済環境変化や地球環境対策など多様に変化する要求に対応すべく、重点活動内容を軌道修正しながら活動を進めていることを、改めて確認することができた年であったとしました。

当会の4つの重点活動テーマについて、まず「商習慣の改善」では、経済産業省をはじめ国からの多大なるバックアップをいただいており、電線取引適正化ガイドラインの周知・啓蒙や取引基本契約書事例案の作成などフォローアップ活動を一歩一歩進めていること、最近の配送費用増大、厳しくなる配送条件制約により、製品サービス維持に苦労している会員状況が改めて確認でき、このような状況のご理解をユーザーの皆様にお願いしていきたいとしました。

「中堅中小企業の経営基盤強化」では、『ものづくり改革』『働き方改革』などに関連する支援施策の情報入手と提供、一般社団法人電線総合技術センター(JECTEC)と協業した技術・技能継承研修などの充実化、「グローバル対応」では、2019年は環境と経済性を配慮した最適導体サイズ設計のIEC規格化に向け仕上げの年となること、「環境問題への対応」では、低炭素社会実行計画の削減目標を上方修正したこと、また広報活動では電線の日・11月18日を制定したとする活動報告がありました。

最後に、電線業界に携わる人々が誇りをもって毎日を過ごせるよう、さらに明るい未来に繋がるよう、今年も全力投球していくと力強く述べられました。

続いて、東京会場での来賓代表挨拶として、経済産業省製造産業局長の井上宏司様より、はじめに電線業界に対し、北海道胆振東部地震での電力不足対応の謝辞と、2025大阪・関西万博の準備期間は短いものの、有効な機会になるよう取り組んでいくとして協力要請がありました。また、AI、IoT普及に伴い新しい産業が生まれつつあり、電線需要を一時的拡大に終わらせないためにも新しいビジネスモデルを提案し、更に需要を拡大してほしいとし、そのためにもデータの利活用促進やオープン・イノベーションなど研究開発税制などを支援すると、ご挨拶をいただきました。

東京会場 出席者 360名

 

1月10日に賀詞交歓会を開催いたしました大阪会場では、来賓代表挨拶として、経済産業省近畿経済産業局長の森清様から、2025大阪・関西万博に向けて、さまざまなプロジェクトが計画されている関西の重要性を認識して協力してほしいと要請があり、3月に予定されている関西ベンチャー企業データベース化のご紹介をいただきました。

大阪会場 出席者 230名

 

東京会場・共催6団体

一般社団法人日本電線工業会

電線工業経営者連盟

東日本電線工業協同組合

東日本電線工業健康保険組合

一般社団法人電線総合技術センター

関東電線販売業協同組合

 

大阪会場・共催5団体

一般社団法人日本電線工業会

電線工業経営者連盟

電線工業健康保険組合

西日本電線工業協同組合

一般社団法人電線総合技術センター

 

 

 

 

 

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