お知らせ

IEC/TC90における超電導の国際標準化の状況(JKA殿補助事業)

超電導関連技術に関する国際標準化は、lEC(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)のTC90(第90番目のTechnical Committee、専門委員会、1987年設置)で審議されています。各専門委員会には幹事国が割り当てられていて、日本はTC90の幹事国となっており、超電導の国際標準化の構築に対する国際的な責任を担っています。

 

TC90の国内審議団体は(一社)日本電線工業会で、2020年度も引き続きJKA殿の補助事業により、超電導の国際標準化推進に関する事業を実施しました。

 

現在、国際TC90ではWG1からWG14までの国際WG(Working Group作業グループ)を組織し、国内においてはIEC/TC90超電導委員会の国内技術委員会の下に国際WGに対応する国内WGを組織し活動しています。

 

現在までに発行されているIEC/TCの国際標準書類は25件で、このうち3件の改訂作業、3件の規格発行(改訂2件、新規1件)を行いました。また、2件の国際標準の制定に向けて取組みました。

 

一方、IEC/TC90超電導委員会の国内技術委員会の下には、IEC国際標準に対応するJIS(Japanese Industrial Standards、日本産業規格)の原案を審議するために、JIS原案作成委員会及び対応するJISのWGを組織し活動しています。現在までに発行されている超電導関連のJISは15件で、このうち2020年度に改正されたものは、以下の1件です。

  ・JIS H 7300 : 2020 超電導-実用超電導線の試験方法の総則 (整合IEC 61788-21: 2015)

 

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